JOGの可能性!
2009-01-21


今から16年前、日本チャンピオン4名オリンピック選手2名を輩出した「チーム亀田」(今無理やり名前を作りましたが・・・実は、何となくの集まり...)が結成時に、最も意識を入れていた練習は、JOGです。どんだけ斬新なトレーニングを行うのだろうと期待し、多くの選手が加古川を訪れました。しかし、実際行う事はJOGの徹底で「期待外れ!!」だったかも?!こちらの意図が掴みきれない事も数々あった。

tigerは、カールルイスを始めトップ選手のJOG映像を何万回も観ました。実際、ルイスがトレーニングを行っているアメリカ・ヒューストンに行き歩いている姿やJOGで動きを解読しようとしました。一緒に速いスピードで走って分かった事もあるけど、JOGの方が一緒のスピードを保ちやすくリズム、タイミング、ポジショニング、脚の捌き方など見ながら意識しやすい。

今だから言えることは・・・・。
動きよりインパクトがあったのは、金曜日のトレーニング最後に30分JOGをしてました。(土日は、トレーニング休みの為)有酸素で筋回復を促進させる事をきっちり行っていた事です。

海外のスプリンター達も思いのほかダウンに時間を割く選手が多い。
そんな現場をたくさん見てきているし、一緒にトレーニングをした選手に「ヒロ ダウンが重要だからきちんとやろう!」って言われる事もたびたび....。

トレーニングにおいて、アップで行うJOGに意識を置くか?ダウンのJOGに意識をおくか?練習前のアップとしてのJOGから筋回復を目的にしたダウンのJOGに比重が移行し、同じJOG動作でも意識、目的に違いがある。

ナイスな表現に出会いました。
清田浩伸監督ブログに◎「JOGというドリル 」
[URL]

tigerの認識...アップのJOGは、ドリルなのです。
アメリカのレースでも、30分JOGで整えただけでレースに出た事があります。それでも10秒5ぐらいで仕上げれるのです。アップの概念も「暖める」こともさる事ながら「整える」が言ったニュアンスが強いです。
速い動きをしすぎると・・・整えにくくなる印象もあります。
[Athletics]
[Training]

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